BSEや鳥インフルエンザなど、ヒトに感染する恐れのある動物の病気が世界各地で猛威を振るっています。ここ20年前後では欧米の複数の国でBSE、いわゆる狂牛病が発生し、人間に感染したクロイツフェルト・ヤコブ病も確認されています。日本では輸入牛肉に感染の原因物質がたまりやすい特定危険部位の混入を禁止し対策をとっています。セラミドの原料としてそれまで主流だった牛脳は、安全性に疑問があるという理由で現在では使用されていません。ヒトへの感染は確認できても治療法のない、危険性の高い病気です。人々は牛肉を敬遠し、化粧品の原料としても「動物由来」の表記は嫌われるようになりました。各メーカーがここぞとばかりに「植物性だから安全」と叫ぶようになったのもその頃からです。しかし闇雲ではなく本当に「動物性=危険」なのでしょうか。



