カネボウなどの研究により、「セラミドを作るビタミン」が発見されたのはしばらく前のことです。肌の表面を保護するセラミドの合成を促進する物質は、ビタミン群に含まれるナイアシンBと言う物質です。実験でセラミドを生成する働きのある皮膚表皮にこの物質を与えたところ、セラミドの生産量が約4倍にも増加することが分かりました。ナイアシンBには細胞がセラミドを生成する際に必要な酵素の働きを強める効果があり、低濃度でも十分な効果を発揮するため基礎化粧品などに配合することも可能です。皮膚を活性化して、肌が本来持っている「自分でセラミドを作る」という機能をうまく働かせることで、保湿へのより高い効果が期待されています。荒れた皮膚がナイアシンBで改善することもすでにラットによる実験で確認されています。補うだけでなく「作る」ことで、ひとつ上のスキンケアを取り入れて生きましょう。



