セラミドは1950年代にアメリカの研究者が発見したヒトの表皮にある細胞間脂質のことです。それから実際にどのような役割を果たす物質なのかが解明されるにはまだ時間がかかり、保湿に効果のある物質であることが判明したのは1980年代に入ってから、実は基礎化粧品などに盛んに使用される用になったのはほんのこの10年から15年程度のことなのです。ここ20年くらいで明らかになったまだ新しい物質です。開発当初は原料に対してほんのわずかしか抽出することができず非常に高価なものでした。また牛の脳などを原料にしていたため安全性にも疑問が残る製品でした。その後の研究により米や麦といった植物由来のセラミドを抽出することに成功し、技術の進歩でより大量の原料から安価に精製することも可能になりました。研究者の努力で今日誰もが気軽にセラミド配合の化粧品を手にすることができるようになったのです。



